お問い合わせ・ご予約はこちら

0120-67-4193

お問い合わせフォーム

JR東船橋駅 南口前
定休日
日曜・月曜・祝日
元気堂の漢方薬通信

VOL.52 手足の冷え

二十八才の色白の女性Nさん、「特に寒がりというわけではないのだが、手足が冷える。頭が重く、身体も重だるい。疲れやすい。温かいものを好み、冷たいものを食べたりするとすぐ下痢をする。冷えのため頻尿になる。足が少し浮腫む。」といった症状でお見えになりました。

「寒湿証」と判断し、甘姜苓朮湯(かんきょうりょうじゅつとう)を服用して頂くことにしました。身体が温まり、重だるさがとれて軽くなってきました。下痢の回数も減り、顔色も良くなり、行動まで前向きになったようです。

漢方では、一般的に、腕関節・足関節までの冷えを「手足厥冷」と言い、肘・膝までの冷えを「手足厥逆」と言います。漢方の古典には、その他「寒厥」「四逆」「手足逆冷」「四肢厥」「厥冷」「手足寒」などの記載がみられます。

一口に『手足の冷え』と言っても、その感覚は様々で、手足が冷えて寒がりの人、手足は冷えているのに寒がらない人、ストレスがかかると手足が冷える人、手足は冷えているのに冷たいものを欲しがる人、等々。

漢方では、個々の特徴を把握し、冷えの原因を「腎陽虚」「脾陽虚」「寒邪」「湿邪」「熱邪内鬱」「衝任虚寒」「肝気鬱結」「痰飲内停」等に分類し、更に症状、体質を分析して、約四十種類の処方を使いわけていきます。

冷えが強いと精神的にも消極的になりがちです。漢方で身体も精神も温めて、積極的になりましょう。

VOL.150 頭痛6

五臓の精血、六腑の清陽の気は経絡を通って、皆、頭に注いでいることから、頭部は“諸陽の会”“清陽の府”と呼ばれています。多くの臓腑、経絡、器官が関連しているため、頭痛を引き起こす原因は多岐にわたります。 気候や環境の影響による「風寒」「風熱」「風湿」「暑湿」「実寒」、ストレスによる「肝気鬱結」「肝火上炎」、水分代謝が悪いために生じる「痰飲」、暴飲暴食などによる「胃熱」「食滞」、血液の流れが悪い「瘀血」、過労や睡眠不足が引き起こす「気虚」「陽虚」「血虚」「陰虚」、加齢による「腎虚」などのパターンに分 […]

VOL.185 冷えと花粉症

今年も花粉症と聞いただけで、鼻がムズムズしてくるイヤな季節がやってきました。西洋医学の薬をのむと眠くなったり、喉が渇いて不都合な方、アレルギー体質を改善したい方は、漢方治療にトライしてみましょう。花粉症(アレルギー性鼻炎)は漢方では、「鼻鼽」といいます。他の疾患同様、「花粉症」という病名にとらわれずに、症状や体質から、きちんと漢方的に分類する事が、治療する上で最も重要となります。当薬局では、花粉症を大きく二十三のパターンに分類し、約五十種類の処方を使い分けています。その中で比較的多くみられるパタ […]

VOL.120 不妊9

日本において妊娠を望むカップルの10組に1組が不妊に悩んでいるといわれています。その原因が男性にある場合と女性にある場合の比率は、ほぼ同程度だそうですが、女性がご自身のせいではないかと悩んだりストレスや不安感を感じて相談にみえるケースが多いように思います。 女性の身体はとてもデリケートでストレスなども大きく影響します。きめ細やかに漢方薬を使い分けて、月経の状態や周期を整えていくことが大切です。 「36歳、主婦の方、結婚して2年になるが、子供ができない。月経周期は35日で、ストレスがあると遅れやす […]

VOL.101 花粉症8

今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は地域差がありますが、昨年の2~10倍といわれており、平年より多いという予想です。 すでに症状が出始めた方もいらっしゃいます。 花粉症(アレルギー性鼻炎)は漢方では、「鼻鼽」といい、鼻水、鼻づまり、クシャミ、涙目、目や喉の痒み等を共通の主症状とします。 他の疾患同様、「花粉症」という病名にとらわれずに、きちんと漢方的に分類する事が、治療する上で最も重要となります。 「風寒」「中風」「風温」「風湿」「肝鬱」「湿痰」「実寒」「瘀血」「脾気虚」「脾陽虚」「肺陽虚」「腎陽虚 […]